本は楽しい。
文字を読むだけで、いろんな風景が見えてくる。
人の声が聞こえてくる。
ワクワクドキドキがある。気持ちが高まる。
いつのまにか、物語の中にいるんだ。
本は、頭の中に、自分だけの劇場を作ってくれる。
本がなかったころ、大むかしはどうやって、物語を楽しんでいたんだろう。
そのころは、吟遊詩人が、お話を語って聞かせてくれていたんだよ。
英雄の話。悲しい恋の話。ドキドキする冒険の話。
たくさんのお話を、全部暗記して語る人がいたんだよ。
今みたいにたくさんのお話を自由に楽しむことはできなかったから、
ひとつのお話を、何度も何度も、くりかえし聞いたんだよ。
昔も今も、人は、物語をもとめているんだな。
心にひびく物語。
誰かに語りたくなる物語。
何度でも読みたい物語。
出会えるといいな。
そういう本と。





コメント