生きていくのは、大変だ。
しんどいことも、つらいこともある。
泣きたくなるときも、生きているのがつらくなるときもある。
誰だってある。
そういうとき、どうやって乗りこえればいいと思う?
ガマン?
ちがうちがう!
ガマンしすぎたら、病気になってしまうよ。
弱音をはこう。
「つらいよ〜、しんどいよ〜、くるしいよ〜」
と言っていいんだよ。
はずかしい?
まわりに迷惑がかかる?
きらわれちゃう?
それは、間違った弱音のはきかただ。
じゃあ、正しい弱音のはきかたとは?
・相手を選ぶ
誰かれかまわず、「つらい〜しんどい〜」と言うのは間違い。
誰なら言えるか、確かめるには、相手に聞いてみるといい。
「わたしのぐちを聞いてくれる?」と。
・言い過ぎない。
いくら相手が優しくても、グチや弱音を受け止めるのには限界がある。
言い過ぎないことが大事。
でなければ、「一時間だけ、聞いて」と、
時間を決めておけば、お互いに安心だ。
・感謝する
弱音を聞くのは、相手も疲れる。
だから、
「聞いてくれてありがとう!」と必ず言葉でお礼しよう。
心で思うだけじゃ伝わらないよ。
・自分も、弱音を受け止める。
聞いてくれた人の弱音も。
全然違う人の弱音も、だ。
人は誰でも、誰かに弱音をはいて、なんとかかんとか生きている。
だから、きみも、余裕があるときでいいから、
誰かの弱音を聞いてあげよう。
親や、友達、後輩や、上司かもしれない。
だれかのグチや弱音。
一対一でなくても、いつでも誰でも違う人でもいい。
受け止めてあげることで、巡り巡って、『お互い様」になる。
生きていくって、しんどいよなあ!
そんなとき、弱音を受け止めてくれる人が命綱になる。
だから、上手に弱音をはいていこう!