目に見えない心の傷の手当ても、
体の傷と同じだよ。
カッカと怒りがおさまらないときは
炎症がおきて熱が高い状態。
冷たいシャワーを浴びて、体を冷やす。
悲しくて涙が止まらないときは、
傷がじくじく膿んでしまった状態。
まずは泣けるだけ泣いて膿を出して、
しばらくは包帯をまいておく
=辛いことから遠ざかる。
心がカサカサに荒れてすさんでしまっているのは、
栄養失調寸前。
そんなときはいきなりたくさんは食べられない。
弱った心に栄養になる、
優しい映画やマンガ、楽しい小説、心温まるテレビを見よう。
やがて、免疫機能が働いて、
生きる力をとりもどしてゆっくりゆっくりよくなっていく。
大切なのは、
どんな傷でも、
それが体でも心でも、
治すのは、自分自身だってことだ。
手当ては、そのためのサポートなんだよ。