みんなの体験

このページでは、
いただいた投稿をご紹介しています。
投稿はこちら

心が傷付いたお子さんのために、親ができること

今回は、思春期以降のお子さんの心のケアに、絶大な効果がある方法をご紹介します。

思春期以前の小学生なら、親が保護し、守ってあげることで子どもは安心します。
けれど、女子なら小学校高学年から、男子でも中学生以降の思春期になると、保護のためにコントロールを強化すると、逆効果になってしまうことがあります。悩みを無理矢理聞き出そうとする、日記や携帯を勝手に見る、お子さんの机やカバンの中を探す……等々。どうか、ぐっとがまんしてください。お子さんはひとりの人間として、もう自分の足で歩き出しているのです。
思春期以降のお子さんを持つ親にできることは、「見守り」と、「受け入れ」のふたつです。
「見守り」は常に気にかけることです。顔色や服装や持ち物に変化がないか、食事がとれているか、体調は。気にして見ていましょう。よくない変化を感じたときの対処方法が重要です。決してコントロールしようとせず、「見ているよ」「気付いているよ」ということだけを伝えます。
一方、「受け入れ」のためには、何か特別なことをする必要はありません。これは親の覚悟の問題です。何があっても、どんなことがあっても、子どもを見捨てない、絶対に味方でいる、と親が思っているだけでよいのです。必ず気持ちは伝わります。

そんな思春期のお子さんの心のケアのために、絶大な効果がある方法、それは「お子さんの食事を丁寧に心こめてつくること」です。
実感するまでにはある程度時間はかかりますが、必ず効果があります。もし仕事で忙しく、食事を丁寧に作る時間がない場合、せめて週に一度、お子さんの好きなもので、栄養のバランスを考えた食事を用意してあげてください。一緒に料理すると、なお良いです。自然なコミュニケーションになります。
食べるものが、本人の身体と心を作ります。よい食事は、健やかでしなやかで強い心を作ります。また、思春期は、愛情を言葉で伝えることが難しい時期です。心こめて作った食事は、言葉よりもなによりも雄弁に、親の愛情を伝えてくれます。
料理の上手下手は関係ありません。愛するお子さんのために作る、それだけが大事なのです。
遠回りのように見えますが、多くの人が実践してきた確実な方法です。

 

みんなの体験に戻る