心は目に見えない。
見えないから、具合が悪くても、悪いような、そうでもないような、はっきりしない感じがする。
見えなくても、心も身体と同じなんだよ。
弱ったときは、ゆっくり休んで大事にすればなおる。
そして、薬を飲んだ方が早くなおる場合もある。
この3つともあてはまったら…それが2週間続いていたら、病院に行こう。
・ねむれない。特に、早朝や夜中に目がさめて、それからずっとねむれない。
・好きだったことが、楽しめなくなった。趣味、遊びも、したくない。
・ご飯がおいしくない。無理に食べても味がしない。
理由がはっきりしているときも、特に思い当たる理由がないときもある。
どちらにしても、こういう場合は、薬がよくきく。
1つだけ当てはまる場合は、もうすこし様子をみよう。
2つ当てはまる場合は、自分のつらさを、1から10で、どのくらいか考えてみよう。
0はとっても元気。
1〜2はまだまだ大丈夫。
3〜4は、ちょっとつらい。
5〜6は、そこそこつらい。
7〜8は、かなりつらい。
9は、限界ギリギリ。
10は、もう無理。
自分がどう思うか、でいいんだよ。
日によって、時間によってつらさが変化するかもしれないから、メモしておこう。
6を越えたら、お医者さんに相談することを考えよう。
心は目に見えないけど、身体と同じだよ。
すっかり健康な人ばかりじゃない。ケガしたり、いろんな病気になりながらも、なんとか暮らしている人もたくさんいる。
お医者さんや薬をうまく使おう。
身体も心も。