自分の得意をいかす方法「駅までの道を説明するとき」

人にはそれぞれ得意、不得意がある。
どうせ勉強したり仕事したりなら、自分が得意な方法を使おう。

たとえば。
順番に行うことが得意な「継時処理(けいじしょり)」
全体をまとめて理解する「同時処理(どうじしょり)」
だれでも両方の力を持っているけれど、どちらかが得意だったり、不得意だったりする。
きみは、どっちタイプだろう?

この地図の、赤い星の家から、黄色い星の駅までの道をどんなふうに説明する?

「道に出て右に行く。右に緑地を見ながら進んで、道を渡って、2つ目の角を右に曲がる。それから……」
っていうふうに、ひとつひとつ順番に説明する?

「(ほぼ並行な川と線路の間を地図の右方向に行けばいいから)線路沿いの大通りを真っ直ぐ行けばいい……」
って、最初に大体の位置を見る?

ひとつひとつ順番に説明するし、そういうふうに説明されるほうがわかりやすいって思うなら、「継時処理タイプ」だ。
継時処理タイプは、順番にひとつひとつ取り組むのが得意だ。
いっぺんにやろうとすると、混乱しやすい。
耳で聞くと覚えやすいから、
手順や覚えたいことをラップにしたり、音読するのもいいな。

大体の位置を見る、全体がわかってからのほうが理解しやすいって思うなら、「同時処理タイプ」だ。
同時処理タイプが細かい部分から覚えていこうとすると、あきてしまう。
なぜ覚えるのか、何を覚えようとしているのか、全体や最終目標を先に知っておくといい。
目で見るとわかりやすいから、図が助けになる。
しくみがわかると覚えられる。

ひとつひとつ処理していくことも、全体を知ることも、両方とも必要だし、だれでも両方とも使っている。
でもどうせなら、得意をいかそう!

得意を活かす生き方。
それこそが、自分らしい生き方なんだよ!

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この記事を書いた人

「フリースクールの先生をしてる、マナコだ!
28歳! 独身! 男!
言いたいことはひとつだけだ!
オレの生徒は、死なせない!
なにがあっても! 絶対に!
君ももちろん、オレの大事な生徒だ!」

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