嫌いな人とは仲よくしなくていい


誰にでも好き嫌いはある。

イチゴが好き。アボカドが嫌い。

好き嫌いと思う気持ちは、誰にでもあることだし、それが個性でもある。

好き嫌いという感情は自然に生まれてきてしまう。

人に対しても。

好きな人とは話したい。一緒にいたい、仲良くしたいと自然に思う。
そして、
嫌いな人とは話したくない。一緒にいたくない。顔も見たくないと自然に思う。
だから、仲よくしなくていい。

けれど、嫌いな人に話しかけられて無視するのはダメだ。
クラスの連絡を、嫌いな人に回さないのもダメだ。
嫌いな人をトイレに閉じこめたり、悪口を言うのもダメだ。

嫌いなその人も、ひとりの人間として、認めてあげなくてはいけない。

もしも、嫌いな人が誰かにいじめられてたら、
「わたしはあなたのことが嫌いだけど、イジメは許せないから」
といって、助けてあげてほしい。

なんとなく嫌いだった食べ物を、慣れたら好きになることがあるように、いままでなんとなく苦手だった「食わず嫌い」な人のことを、いつのまにか大好きになってしまったりするかもしれない。

もちろん、嫌いなままでもいい。

嫌いなその人も、きみも、
ひとりの人間だってことを、お互いに認め合えるのなら。

嫌いな人とは仲よくしなくてもいいんだよ。

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この記事を書いた人

「フリースクールの先生をしてる、マナコだ!
28歳! 独身! 男!
言いたいことはひとつだけだ!
オレの生徒は、死なせない!
なにがあっても! 絶対に!
君ももちろん、オレの大事な生徒だ!」

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