頭のいい人がはまりがちなこと

トラブルの原因探しをやめてみないかい?

「ものごとにはすべて、原因がある」と考えるのは、勉強ができる、頭がいい人だ。
その考え方は、正しい。
勉強するときには。
科学では原因探しが大事だ。
病気の原因が分かれば薬を作ることができる。

でも、現実世界は、複雑すぎる。
いくら探しても原因が見つからないこともある。原因がたくさんありすぎて、からまってもつれてることもある。
ようやく原因が分かっても、それでトラブルが解決できるとは限らない。

たとえば人間関係でのトラブル。
原因がひとつとは限らない。
お腹が空いてたのが悪かったのかもしれないし、急いでいたせいかもしれない。
そもそも自分の性格が原因かもしれない。
親の教育が悪かったのか、小さい頃に愛されなかったからかもしれない。
両親の仲が悪かったせいもあるだろうし、生まれ育った地域も関係しているだろう。
こうやってどんどん深掘りしていっても、複雑になっていくばかりで、解決が見えてこない。

算数や数学のように、スッキリとはいかないのが、現実世界なんだ。
親のせい、地域のせい、誰かのせいにしても、問題は解決しない。

だったら、原因探しなんてしないほうがいい。

今、トラブルがある。
今、どうすればいいか。
それだけを考えよう。

どうすればいいかって?
単純なことだよ。

何かをしてトラブルになったのだから、それと違うことをしてみる。
それでうまくいかなかったら、また違うことをしてみる。
トライアンドエラー。
行動することで、未来はかわっていく。

原因探しなんて、しなくてもいいんだよ。

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この記事を書いた人

「フリースクールの先生をしてる、マナコだ!
28歳! 独身! 男!
言いたいことはひとつだけだ!
オレの生徒は、死なせない!
なにがあっても! 絶対に!
君ももちろん、オレの大事な生徒だ!」

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