気持ちと身体は、つながっている。
ストレスがたまると、病気になる。
病気になると、気持ちもダウンする。
気持ちは目に見えないけれど、身体なら見える。
気持ちをコントロールするには、身体をつかえばいい。
身体の中で、特に気持ちに大きな影響を与えるのは、命に関わる内臓だ。
ところが、そういうとても大事なところは、自分の意思で、動かすことができないんだよ。
意識して、心臓を止めたり、できるかい?
消化の速度を速めたり、ゆっくりしたりできないよな。
内臓は、意識して動かすことはできない。
けれど、ゆいいつ、ひとつだけ、動かせる内臓がある。
それは、肺。そう、呼吸だ。
呼吸をずっと止めたら生きていられない。
こんなに大事な呼吸だけれど、早さや深さ、自分で思う通りに動かすことができる。
呼吸は、気持ちに直接つながっている。
不安なとき、呼吸は浅く、早くなる。
だから、落ちつきたいと思うときは、呼吸をゆっくり深く、してみよう。
気持ちをコントロールするために、身体を使うんだよ。
ゆっくり、深く。
自分で思う通り。
呼吸で気持ちをコントロールできる。