子どもが悪いことをしたとき

保護者の方へ

子どもが悪いことをしたとき。
ウソをついたとき。
物を無くしたとき。
盗ったとき。
壊したとき。
誰かを傷つけたとき。
自分自身を傷つけたとき。

悪いことをしてしまった、と言えたら大丈夫。
間違いを認めることができた子どもは必ず、立ち直っていくから。

保護者の役割は、
子どもを追い詰めることではなく、
子どもの生きる力を育てること。
だから、
悪いことをしてしまった、と子どもが認めたら、
いっぱい、ほめて。
たくさん、ほめて。

自分が間違っていると認めるのは、どんなに怖かったか。
どんなに勇気をふりしぼったか。
その勇気が、その子が立ち直る力になる。
保護者がほめてくれた経験が、その子の土台になる。

人は誰でも必ず、間違う。
間違いを打ち明けて怒られた子どもは、怒られないようにウソをつくようになる。
ウソをつく子どもは、ウソつきな大人になる。
誰も信用できず、誰にも弱みを見せられず、誰とも親しくなれない大人になる。

保護者自身が、怒られて育った場合もある。
怒られて萎縮するより、ほめられて育つほうがいい。
保護者自身が、もし、自分が間違っていたと気づいたら、
自分を罰してはいけない。
追い詰めてはいけない。

間違っていたことに気づいてよかった。
間違いを認められてよかった。
勇気を出せてよかった。
がんばったね。
と、言ってあげてほしい。

自分にも子どもにも。

間違いを認められる勇気、間違った自分を受け入れてもらえたという安心が、立ち直る力になる。
だから、悪いことをした、と子どもが認めたら。
怒るのではなく、ほめてあげて。
たくさん、いっぱい。

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この記事を書いた人

「フリースクールの先生をしてる、マナコだ!
28歳! 独身! 男!
言いたいことはひとつだけだ!
オレの生徒は、死なせない!
なにがあっても! 絶対に!
君ももちろん、オレの大事な生徒だ!」

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