怒りをコントロールする方法

「怒り」はやっかいだ。
強烈な怒りが爆発すると
まわりの人も、自分自身も傷つけてしまう。

怒りなんてないほうがいい?
それはこまる。

だって、生きていくために「怒り」は、大切なはたらきだから。
戦うために。
自分をふるいたたせるために。
相手と対等でいるために。
怒りは役に立つ。

怒りに、ふりまわされるのではなく。
怒りという大きな力を、うまく使えるようになろう。

まず、怒りを感じたその瞬間、怒りから気をそらすことが大事だ。
深呼吸しよう。ゆっくり息をはきながら、「しずまれ〜!」と小さく声に出す。
数秒で、怒りのピークは過ぎる。

次に大事なこと。

気持ちが落ちついたら、なぜ怒りがわいてきたのか、冷静に考えてみるんだ。
何日かたってからでもいい。
忘れたつもりでも、怒りは心に残っている。
ちゃんと解決しなければいつまでも心の奥で、怒りは、ぶすぶすと燃え続け心を痛め続ける。

怒りについて考えてみよう。
怒りについて人に話すのもいい。
話せないときは、文字に書いてみよう。

なぜ怒りがわいてきたのか。誰が悪いのか? 誰も悪くないならなぜ?
いろんなことが見えてくる。
見えたら納得できる。
許すことができる。
相手を。自分自身を。
そうすればもうこわくない。
同じことが起きても、大丈夫。
怒りにふりまわされることはない。

怒りは、生きていくために大切な力。
怒りという力をうまく使えるようになろう!

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この記事を書いた人

「フリースクールの先生をしてる、マナコだ!
28歳! 独身! 男!
言いたいことはひとつだけだ!
オレの生徒は、死なせない!
なにがあっても! 絶対に!
君ももちろん、オレの大事な生徒だ!」

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