誰にでも必ず、得意なことと、不得意なことがある。
得意なことは何もしなくても、自然と伸びていく。
だからそのままでいい。
不得意なことは、そのままにしておけばいつまでも苦手なままだけれど、工夫すれば、「なんとかなる」くらいにはできる。
がんばるんじゃなくて、「工夫する」のがポイントだ。
苦手をがんばって「得意」にするのは、ものすごく難しい。
でも工夫して「普通」にすることなら、それほど難しくはない。
そのために、根性や精神力じゃなく、便利な道具を使おう。
朝起きられないなら、音の大きな目覚ましを使えばいい。
靴下を片方なくしてしまうなら、同じ色のをそろえよう。
忘れ物が多いなら、リマインダーアプリを使う。
定期券をなくしてしまうなら、カバンにヒモでむすんでおけばいい。
工夫すればきっとクリアできる。
そのための第一歩は、自分は「これが苦手」と発信すること。
きっと誰かが聞いてくれる。
教えてくれる。
助けてくれる。
うまくいったらきみも、誰かに教えてあげてほしい。